子育てママ 働くなら、派遣社員?正社員?どっちがいいの?
派遣社員も正社員も一長一短
子育てママとして仕事をしていくのなら、派遣社員なのか、それとも正社員なのかというのは最大の悩みどころであると言えます。正社員であれば安定した生活を手に入れることができますが、子どもの万が一の時に対応しづらい状況になりがちです。逆に派遣社員であれば、子どもの状況に対応しやすいですが、薬剤師として成長をしていくことはなかなか難しいでしょう。子どもの成長は時期によって必要な要素が違ってきます。そのためおすすめとしては、子どもが小さい段階は派遣社員として仕事をしていくことが良いでしょう。小さい子どもにとって母親の存在とはとても大切です。小さい時はそばにいてほしいものです。ある程度大きくなり、他の人に預けていけるような段階になってから正社員を目指しても遅くはありません。

派遣社員は子育てママにとって大きな味方となり、利用をしない手はないでしょう。ただ育児に積極的な職場の正社員、求人案件を見つけることができれば、いきなり正社員として就職を検討するのも良いでしょう。


育児をしていく上で重要な「その職場の薬剤師の人数」
子育てママとして重要視していきたい点に「育児に理解があるか」があります。子育てママにとってこの点はとても重要視していきたいでしょう。

しかし他にも注意しておきたい点があり、そのうちの1つが「その職場の薬剤師の人数」です。これは薬剤師がどれだけいるかということであり、できるだけ正社員が多いほうが良いと言えます。というのもいくら育児に理解があるとしても、人数が少ない場合子どもの状況に合わせて仕事がしづらくなります。

また派遣社員が多いという場合もこの状況になりがちです。安定して出勤している正社員が多くいる場合、急な子どもの不調があったとしても対応をしてくれる場合はあります。職場の人数が少なすぎるよりも、多いほうが良い、派遣社員よりも正社員の人数が多いほうが良いということは覚えておいて損はないと言えます。その上で自分自身が派遣社員として仕事をしてく場合、より育児がしやすい職場と判断することができます。


母親自身のニーズをないがしろにしてはいけない
意外と重要な点に「母親のニーズ」があります。

これはわかりやすく言ってしまうと、「母親の目的・目標」です。子どものために派遣社員として仕事をすることは仕方がないと思う場合もあるかもしれませんが、あまりにも思いこみすぎるとそれはストレスになります。

「正社員としてしっかり仕事をしていきたい」という思いがあるのであれば、正社員を視野に入れた就職を検討することが必要です。正社員であると収入もしっかりしてくる上、薬剤師としての成長も期待できます。薬剤師としての成長は、子育てでたまりがちなストレスを発散させる要素にもなります。

派遣社員から正社員にしてくれる・検討してくれるという職場がある場合、将来的には大きなメリットがあることは覚えておくべきでしょう。


派遣社員と正社員結局どっちが良いか
ここまで来て派遣社員と正社員のどちらにするか決めることができた人もいることでしょう。しかしやはり決めることができないと思っている人もいると思います。結局どちらを目指したら良いのかということですが、子どもを預かってくれる人がいる、育児に理解があるのなら正社員でも十分仕事をしていくことは可能です。

逆に自分がいなければだめだという状況であれば、子どもの命を守るため派遣社員にしていくと良いです。

派遣社員の場合も、事情を職場に話しておくことが重要であり、理解が深ければそれだけ育児に専念をしていくことができます。(育児を経験している薬剤師が多くいる職場というのは正社員、派遣社員にかかわらずメリットはあります。それをまず指標として職場を探してみるのも良いです)


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