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2016年の調剤報酬改定の予測は?:薬剤師転職navi


既に始まっている2016年度の調剤報酬改定論議
2014年度にプラス改定と見せかけた実質的なマイナス改定の調剤報酬改定がありましたが、2016年度に行われる調剤報酬改定の論議も既に始まっています。
昨今では、高齢者の数が増えるに伴い医療費が年々上がり続けています。
厚生労働省もこの医療費の増大に頭を悩ませており、何とか医療費を抑えていきたいと考えています。
そこで焦点になるのが調剤報酬改定です。
調剤報酬の算定条件を複雑にしたり難しくしたりする事で、医療費を抑えていこうと考えているのです。

では、今話題に上がっている2016年度の調剤報酬改定のポイントは何なのでしょうか?



2016年予想される、大きなポイント
調剤薬局で働く薬剤師さんと病院で働く薬剤師さんで重視されるポイントは変わってくるのですが、今回は調剤薬局で働く薬剤師さんに焦点を当てた予測です。

現在、調剤薬局の多くはいわゆる門前薬局と呼ばれる薬局で、点応需が処方箋の多数を占めています。
門前でも面応需はやっていますが、機能していない薬局も多いでしょう。
また、門前ではなく面でやっている薬局も、運営状況が厳しいところも多いです。

厚生労働省としては、かかりつけ薬局を推進しているので面応需がより活発になる事を望んでいます。
そこで、2016年度の調剤報酬改定で調剤薬局の在り方を評価し直そうとしているのです。

今年の5月21日に規制改革会議の健康・医療に関するワーキンググループが行われました。
そこで、かかりつけ薬局推進の為に、かかりつけ薬局の評価を高くするという事と、点応需がメインの門前薬局の評価を見直すという事が決定されました。

「門前薬局の調剤報酬を見直す」と資料に書かれているので、2016年度の調剤報酬改定では門前薬局にまたしても厳しい流れが待っていると思われます。

詳しくは資料をご覧ください。
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kaigi/meeting/2013/wg3/kenko/150521/item1.pdf



2014年度の調剤報酬改定の影響も大きかった
実質的なマイナス改定だった2014年度調剤報酬改定の後、薬局の調剤報酬算定はどうなったのか。
その調査結果も出されています。
それによると、改定前と改定後で調剤1件あたりの調剤報酬点数は8.9点減少し、減少率は0.8%でした。
また、そのうち調剤技術料は3点減少し、減少率は1.3%でした。
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/sinryo/tyosa14/dl/yakkyoku.pdf

この結果を踏まえて厚生労働省は、2014年度の調剤報酬改定で門前薬局の評価を見直し、その報酬を適正化した事で生まれたものだと、改定の結果に満足しているようです。
厚生労働省としては2014年度の改定で一定の結果を得られた事から、2016年度も厳しく門前薬局の調剤報酬について切り込んでくるでしょう。



あなたの薬局は面応需できていますか?
薬局と患者の関係を大きく変えようとしている流れの中で、門前薬局も変化の時が来ています。
今までのように門前の病院から来た処方箋だけを応需していれば十分な利益が取れるという時代も終わりを迎えようとしています。
「面応需は不良在庫を抱えてしまうから割に合わない。」などと言っていられなくなるかも知れません。

改定後も面応需に対応できない門前薬局は売り上げが減少するので、人員を削減したり給与のカットをしたり、昇給がなくなるなどのデメリットがそこで働く薬剤師さんに降りかかる場合もあるでしょう。
今勤めている薬局は面応需にも対応できるのか?次回の改定に備えて動き出しているのか?
それを見極める時期でもあります。
もし、のらりくらりとしている薬局ならば、既に対応を始めている薬局に移るのが得策となるでしょう。






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