| 薬剤師転職の都市圏の最新動向（2015年版）：薬剤師転職navi |
都市圏での転職を考えるなら知っておいてほしいこと
あなたが転職をしようと考えた時、その転職先の地域が都市圏なのか、それとも都市圏ではない地方なのかで転職の成功率やその待遇に大きな差が出る場合が有ります。
「薬剤師免許があれば、転職は簡単に出来るんじゃないの？」
そう思っているのならば要注意です。
確かに一昔前は薬剤師免許を持っていて会社の選り好みをしなければ、大した努力をしなくても就職ができたり好きに転職ができたりする事がほとんどでした。
しかし、現在ではその状況が変わりつつあるのです。
もしあなたが都市圏での転職を希望しているのならば、都市圏での転職の最新動向を知っておくべきでしょう。
薬剤師が、都市圏で転職するハードルが上がった？
都市圏には人口が集中しているので、その分都市圏で暮らす薬剤師の数も必然的に多くなります。
薬剤師数が多いという事は、求人を出している会社がそれだけ薬剤師の確保をしやすいという事ですから、薬剤師が充足しているという訳です。
実際、最近の都市圏では薬剤師の転職は、簡単な面接で終わるという事は少なく、面接でその人の能力や適性などを見極めて採用している会社が増えてきています。
薬剤師が不足しているならば人数確保が優先になりますが、充足してきているのでより質の高い薬剤師を雇おうと会社側は考えているのです。
優秀な薬剤師を雇う事が出来れば会社にとっても大きな利益になりますし、当然の事だと思います。
会社側に余裕があるので、採用基準のレベルを上げる事で優秀な薬剤師を確保しようと画策し、基準に満たない希望者が来ても、採用をしないというところもあります。
その為、採用率も都市圏では若干低下している傾向にあります。
パート薬剤師の最新動向は？
それでも、正社員の場合はある程度融通が利く場合もありますが、より都市圏での転職が厳しくなりつつあるのはパートタイムでの勤務を希望している薬剤師さんです。
パートタイムは自分の空き時間で働く事が出来るのが良いところですが、同じように考えている薬剤師さんは多数います。
そして、パートタイムで働く薬剤師さんのほとんどは主婦なので、家事もやらなくてはいけません。
子供の迎えや夕食の支度などの仕事もある為、遅い時間までは働けない方ばかりだと思います。
それ故に、パートタイムで働く薬剤師さんの希望時間は午前に集約する事になり、その時間を巡る競争率はかなり激しいものとなっています。
パートで午前中に働くのはかなり難しいと考えた方がいいでしょう。
都市圏じゃないと絶対に嫌…？
都市圏での転職に対し、求められるレベルは高くなってきています。
それでも、都市圏で働きたいというのであればしっかりと転職の対策を取らなければいけないでしょう。
転職成功率を上げたいのならば、個人で望むのではなく転職コンサルタントを利用するべきです。
キャリアカウンセラーを利用しておけば、タイムリーな転職情報が入り込んで来るので、ちょうど空いた1枠に応募できればスムーズに転職することもできます。
面接の対策もしっかりしてくれるので、面接時の受け答えでより良い応答が出来るようになるでしょう。
地方から都市圏へ転職する際も、あなたが地方にいる時でも担当のコンサルタントが現地で調査活動をしてくれるので、非常に助かると思います。
独身時代、貯金を増やしたいなら地方勤務？
都市圏がいいけれど、そこまで固執しなくても良いかな？という方は地方勤務も一考してみるのが良いかもしれません。都市圏と比べ街が栄えていないので、移動に自家用車がないと不便という場合もありますが、地方勤務の場合、薬剤師がまだまだ不足しているので転職がしやすいです。
その上、薬剤師が不足しているので待遇を良くする事で薬剤師を確保しようとする会社も多いので、給与が大幅にアップしたり、住宅手当や地域手当など都市圏では付かない様な手当を付けてくれたりするのです。
生活拠点として考えると都市圏より不便になりますが、時間の流れは地方の方が緩やかなのでマイペースに働けるのではないでしょうか。都市圏でなくてもいいやというのであれば、地方勤務も考えてみてはどうでしょうか。
