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MERS対策として、薬剤師ができること?:薬剤師転職navi


感染症の恐怖
2015年5月にアジア地方で騒がれた感染症がありましたね。
韓国でパンデミックを起こしたMERSコロナウイルス(中東呼吸器症候群)です。

何故一体、韓国で感染が拡大してしまったかと言えば、それは政府・医療従事者含め、MERSの初期対応をしっかり取れていなかったからです。
感染者が病院を転々とした為に各病院で感染者が増えました。
更には、隔離対象である人が調査に対し嘘をついて旅行をしていて、韓国人の感染症に対する意識の低さもこの感染拡大に更に拍車をかけました。
二次感染から三次感染へと広がりを見せたMERSですが、現在もまだ韓国での終息宣言は出ておらず現感染者数は不明となっています。

韓国の隣の中国でもMERSによる死者が出ており、日本も他人事ではない状態かも知れません。
医療現場に携わる薬剤師として、MERS対策は何が出来るのかを考えてみましょう。



薬剤師がMERS対策にできること
医療従事者がこういった感染症に関わる時に考えなければならないのは、まず感染症を拡大させない事だと思います。
そこで、予防策を薬剤師自身が実行し、また患者さんにも伝えていかなければいけません。

予防としてパッと思いつくのがマスクでしょう。
マスク自体にはウイルスを通さなくする事は出来ませんが、口とマスクの間に湿気が出来る事でウイルスの侵入をブロックする事が期待できます。
また、感染者の咳やくしゃみの時に飛散する唾液は、マスクをつける事でブロックできますので飛沫感染を抑えられます。
インフルエンザの大流行の時も、マスクが大量に売れて品薄になったくらいですので、MERSが日本で発生したら同じような状態になるのは間違いないでしょう。
販売用のマスク、感染者用のマスク、配布用のマスク等、しっかり確保しておくのが大事でしょう。
患者さんにもマスクの着用を勧めていかなければなりません。



新しい対策方法=二酸化塩素(ウイルスバスター)
あと、個人で出来る事は手洗いとうがいが中心になるでしょう。
外出先から帰宅した時は必ず手洗いとうがいを行う。
そういった意識を患者さんに持ってもらわなければいけません。

そして、ウイルスのパンデミック対策に最近話題になっているものがあります。
それは二酸化塩素(ウイルスバスター)です。
塩素ですが、二酸化塩素は経口摂取での安全性は一応確認されています。
空気中に二酸化塩素を拡散する事で、空間消毒・消臭をする事が出来る代物です。
据置芳香剤タイプの二酸化塩素が一般的であり、様々な会社から販売されています。
マスクや手洗いうがいだけでは不安という患者さんには、こういった二酸化塩素の使用を勧めてみるのもいいでしょう。

しかし、この二酸化塩素の商品ですが、流行したという事もあり、粗悪な商品も世には出回っているようです。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20101111_1.html
実際の効果が不明なものを買っても意味がありませんので、信頼できるメーカーを紹介できるようになっておかなければいけないでしょう。

他にも厚生労働省のページでMERSの予防や感染の疑い方など載せられていますので、そちらを拝見してみてください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers_qa.html

医療従事者が感染症の初期対応を間違えると、大惨事になる事は過去の事例からも明らかです。
薬剤師としてできること、それをしっかり実行していきましょう。






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