| iPhone iPadユーザーの薬剤師ならチェックしておきたいアプリ３選：薬剤師転職navi |
iPhoneやiPadは社用端末や仕事の必須ツールとして会社として取り入れられることの多いアイテムです。そのため、入れるアプリ次第では仕事の業務効率が飛躍的に高まる可能性もあるのがiOSアプリです。薬剤師個人だけではなく、管理職や経営者なども社用ツールとして検討する価値のあるiOSアプリを選定しました。
調剤電卓 価格：無料 対応機種：iOS（iPhone、iPad）
https://itunes.apple.com/jp/app/diao-ji-dian-zhuo/id400743343?mt=8
現役病院薬剤師が薬剤師のために作った電卓アプリ「調剤電卓」です。
どんな薬剤師でも錠剤を数えるのは毎日やっていることでしょう。計算もきっと手慣れたものだと思いますが、実はこのアプリがあれば計算がワンステップ楽になります。
ピッキング時、錠剤の合計数は電卓ですぐに出ますが、意外に手間なのがシート数とその余り。シート一枚辺りの錠剤数は薬によって違いますし、見てみないと分からない事もあるはずですピッキング時に電卓を持っていくと何かと歩きにくいので、暗算できると信じて手ぶらでいくと、自分の暗算が心配になって電卓で計算し直すなんてこともあるのではないでしょうか？
このアプリなら合計数を入力した後に、シートの錠数をタップするだけでシート数とその余りを出してくれます。また、腎機能評価や体表面積の計算機能もついているので、面倒な計算が必要になった時にこのアプリがあると安心ですね。
<ユーザーの声>
・今までは暗算でやっていたのですが、このアプリがあったほうが安心です。
・かなり助かります。計算機はかさばりますし、スマホに最初から入っている計算アプリでは不足していました。
日本薬局方 価格：無料 対応機種：iOS（iPhone、iPad）
https://itunes.apple.com/jp/app/id366032642?mt=8
薬局開設に必須の医薬品規格書「日本薬局方」がアプリになりました。
日本薬局方は厚生労働省が定めた医薬品の規格基準書で、法律で全ての薬局に備えてなければいけない書類となっています。注釈付きの解説書などは数万円するのですが、原本自体はPDFで無料配布されています。薬剤師なら誰でも勉強する日本薬局方がスマホでいつでも見られるというのは心強いですね。
このアプリは薬剤師だけではなく、薬学生や経営者にもありがたいアプリです。こういった常に必要だけどかさばるものは、スマホにまとめて入れておけると助かりますよね。
<ユーザーの声>
・気になった時にさっと見るのにかなり便利です。
・薬学生ですが、通学時の勉強に使っています。
おしえて！小児用量 2013 価格：3,800円 対応機種：iOS（iPhone、iPad）
https://itunes.apple.com/jp/app/oshiete!-xiao-er-yong-liang/id608075151?mt=8
小児用量を瞬時に算出してくれる便利アプリ「おしえて！小児用量 2013」です。
小児科の門前薬局や院内薬局の薬剤師にとって、何が大変かといえば小児用量の計算でしょう。小児科では液剤が中心になりますが、その薬の量はその子供の体重によって大きく異なります。しかも、薬によってその配分は異なり、いちいち調べながら調剤しなければいけません。成人向けに作られた薬でも、添付文書を見ればすぐに小児用量が分かるかといえばそうではなく、どうしても薬剤師の経験に依存するところがあります。
そんな時にありがたいのがこのアプリ。薬と体重を入力すれば小児用量が算出され、上限値やシロップ剤の色や香り、配合変化や錠剤の粉剤可否もチェックする事が可能です。収録されている薬品点数は実に１８００点で、一般的に使われる医薬品の多くをカバーしています。
小児科の薬品を扱う薬剤師にも便利なアプリですが、小児科の薬を扱っている薬局では一覧表などが作られていて結構小児用量の計算は慣れたものだったりします。そのため、このアプリが必要なのは小児患者がたまにしか訪れない薬局の薬剤師かも知れません。急に小児用量の計算が必要になった時、慌てて添付文書や電卓と睨めっこしながら計算しなくて済むかもしれません。
<ユーザーの声>
・少し高かったですが買って良かったです。かなり楽になりました。
・うちの薬局で扱っている薬の多くに対応していたので入れています。
※アプリの価格は、状況によって変動することがありますので、あらかじめご了承ください。
