転職にはメリットだけでなくデメリットもあると忘れずに。

転職は山あり谷あり!?

現在の仕事をリセットして、新しい薬局での経験や人間関係を一から築き上げていく転職。転職することで「給与が安い」「人間関係が悪い」など、現職の不満点をすべて解消できるように考えがちです。もちろん、幸せな転職を果たす方も多いのですが、なかには失敗してしまう方も。転職にはメリットだけではなく、ときにはデメリットもあることを認識することが大切です。

どんなデメリットがあるの?

デメリットにはさまざまなものがあります。多くの人が感じるデメリットや、転職してから気付いて後悔する可能性のあるデメリットをいくつかご紹介します。
1.キャリアとかけ離れる
前職で積み上げたキャリアや経験が、必ずしも新しい環境で生かせるとは限りません。とくに調剤薬局からドラッグストア、病院内薬局から調剤薬局など、職場環境が大きく異なる場合には前職のキャリアが評価されない、 新しい業務についていけない、といったこともあるようです。
大きくキャリアアップやスキルアップできる可能性もある反面、環境によってはゼロからのスタートになる場合も想定しておきましょう。
2.勤務条件が変わった

残業時間が多くなったり、休みが取りずらくなったり、希望の日時や曜日に休めなくなったりすることもあります。福利厚生やキャリア支援などが薬局によって違ったり、手当の種類や金額が異なったりする場合もあります。事前に勤務条件をよく確認しておくのはもちろんですが、実態についてもできる限り調べるようにしましょう。

3.社風がまったく違う

薬剤師という仕事は同じでも、薬局や職種によって社風がまったく異なることもあります。通常業務以外の雑用がどの程度発生するのか、社内行事の頻度や内容、人間関係など、求人情報からはわからないような差も存在します。朝礼や体操、掃除など勤務時間外の業務がある職場もあります。転職してから戸惑ったり、条件が違うと後悔したりしないようにしたいものです。
転職前に現場を見に行く、働いている人の話を聞く、薬剤師転職naviのコンサルタントに相談するなどして、情報を収集するとミスマッチを避けることができます。

4.求人募集の条件と違う

求人情報にウソが記載されている場合や、不利な情報を薬局が隠している場合があります。求人者をダマすような虚偽記載は当然問題です。しかし転職活動をする薬剤師の方が情報を読み違えていたり、確認不足だったりするケースもあります。事前に確認することで回避できるケースもありますので、事前の確認はしっかり行いましょう。 例えば「週休2日」と「完全週休2日」、「社会保険完備」と「社会保険あり」などの間違いやすい項目を誤解している場合、給与体系をよく理解していない場合などがあります。また転勤の有無や平均残業時間なども確認し忘れるとあとで大きな問題になることも。

5.転職回数の多さがマイナスに

個人の能力を重視する昨今、転職自体はマイナスにならないようになってきました。しかし、あまりに転職の期間が短かったり頻繁だったりする場合は、不利に働くこともあります。必ずデメリットになるとは限りませんが、条件が悪くなる可能性もあると認識しておきましょう。

転職のデメリットをよく理解したうえで、メリットが上回る場合は転職を考えた方がいいともいえます。転職後に後悔することのないように、事前によく考えて、しっかり情報収集をしたうえで転職に臨みましょう。薬剤師の皆様が幸せな転職ができるように、薬剤師転職naviのコンサルタントは全力でバックアップいたします。

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