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転職に失敗する薬剤師の5つ特徴

転職ノウハウ転職裏事情

2014.8.18(mon)

メインイメージ  薬剤師転職naviでブログを担当しているコンサルタントの三好正人と申します。今回は、『転職に失敗する薬剤師の特徴』と題して、お話させて頂きます。

 転職活動も順調に進み、いざ入社してみたが『あまり薬局の事を知らないで就職し後悔している』『入社条件が希望と違う』『薬局長とそりが合わない』『在宅業務がしたかったのに、させてもらえない』などを経験してしまった方もいらっしゃるかと思います。私も多くの薬剤師の方の転職をお手伝いさせて頂く中で、このような経緯で転職を決意された方もいらっしゃいます。更に驚くべきことに、その殆どの方が人材紹介業者を利用されて転職をしております。

 何故、失敗してしまったのでしょうか?
 事情を深くお聞きしていくと、いくつかの共通点がありました。


① コンサルタントと一度も会った事が無いまま、転職先を決めてしまった。

 紹介会社によっては、メールのやり取りだけで転職をサポートする会社もあるようです。

 ご自身の経歴・希望をメールで数回やり取りをした後、希望の条件の案件がメールで送られ、自分だけでどこを受けるかを決め、一人で面接に行き、採用を頂き入社する。

 非常にスピーディーに進んでいきます。しかし、転職は人生の一大転機だと私は考えています。そんな大切な事を良く分からないまま決めてしまって本当に良いのでしょうか?

 メールのやり取りは、私も毎日しております。しかし、メールだけのやり取りで、あなたの希望の詳細や不安、悩み、性格をコンサルタントに理解してもらえているでしょうか?特に在職中の方とのメールは時間に制限がある為、1日1通になってしまう事が多いです。そのような状況で数日の内に全てを理解する事は、私には到底できません。(能力の高いスーパーコンサルタントでしたら分かりませんが…)

 希望や不安、悩みをコンサルタントに理解させる為には、面倒でもコンサルタントに1度は会って話をした方が良いと思います。時間的、距離的に会う事が不可能な場合でも、メールだけではなく、電話で話をする事を強くお勧め致します。

 あなたの事をコンサルタントが理解していないと、大まかな希望を基に情報だけを提供するでしょう。PCのデータベースに条件設定をして絞込み、求人状況の確認をするだけの作業です。提案を受ける薬局数も条件によりますが20社を超えるでしょう。ここに落とし穴がありミスマッチが起こるのです。逆に言えば、あなたの事を本当に理解していれば、提案できる薬局は絞られてきます。コンサルタントに遠慮などいりません。コンサルタントは転職活動においてのあなたの相談者であり、あなたに代わって転職活動を行う分身のような存在です。コンサルタントを『情報屋』として利用するのではなく、じっくりと話をしてあなたの希望やあなたの性格まで理解してもらう事が、良い転職への第一歩です。


② 店舗見学をしないまま入職してしまった。

 早く転職先を決めたい。面接日とは別の日程の為、面倒だったので行かなかった。面接のときの雰囲気がとても良かったので決めてしまった。理由は色々あると思います。

 正社員であれば店舗の異動がある薬局も多いので、気持ちは分かります。就職するのは店舗では無く会社に就職するのですから。しかし、働くのは店舗になりますので、見ておいて得はあっても損は無いです。

 店舗見学に行けば薬局長と話す機会もありますし、周りのスタッフの様子も肌で感じる事が出来ます。会社の体制が良くても、店舗の雰囲気は悪い事もあります。その確認の為に、店舗見学は大切なプロセスなのです。また、店舗見学もコンサルタントに同行してもらった方が良いです。自分では気づかなかった事に気づいている事も多いです。私も同行をしていて、『薬局長とは気が合いそうだけどスタッフの一人とは難しいかも…』と感じる事もあります。私は感じた事を正直にお伝えさせて頂いて判断して頂いております。転職成功の為には、店舗見学は欠かすことが出来ないプロセスだと考えてください。


③ コンサルタントを信用し過ぎてしまう。

 コンサルタントの1人としてこんな事をいうのは甚だ遺憾ではございます。しかし、実情をお話させて頂きます。会社の規模・社風に関わらず、コンサルタントとは営業職です。営業である以上、売上の目標(ノルマ)があります。売上が低いコンサルタントならば、多少強引に説得してでも、入社させようとするでしょう。他社の紹介業者から紹介を受けた薬局を悪く言ったりもするでしょう。そうしなければ自分が解雇になってしまうからです。個人で紹介業をされている方でしたら、会社が倒産し多額の借金を抱える事になりかねません。売上を達成しているコンサルタントであれば気持ちに余裕がありますから強引な説得などせず、あなたに本当に合った薬局を見つけてくれるでしょう。

 では、どうやって見分ければ良いのか?それを見極める為にもコンサルタントに会って話し合った方が、本当に信用して良いコンサルタントなのかを判断しやすくなりますし、しっかりとコミュニケーションを取っていれば『月に何人くらい紹介しているのか?』を答えてもらえるようになります。


④ 自分で集めた情報を信用し過ぎてしまう。

 ご自身の友人や会社のHP等で情報を収集して、紹介会社に店舗指定で話を進めて貰うのは、決して悪い事ではありません。しかし、せっかく紹介会社に登録をして専任のコンサルタントが付いているのですから、該当する店舗の情報は再度確認をしておくべきです。

 なぜなら、その会社で働いている友人は、自分の会社を悪くいう事はあまり無いと思います。その人にとっては、その会社が合っているからです。でも、あなたに合っているとは限りません。

 何よりも、コンサルタントは多くの薬剤師の方の職務経歴を見ています。つまり履歴書で良く見かける薬局の会社名を知っています。会社規模が大きい為、良く見かける会社もありますが、会って話を伺っていれば実情も聞いています。面接や店舗見学で内部の雰囲気を知っているかもしれません。

 自分で集めた情報だけではなく、現場を知っている可能性があるコンサルタントに確認することで、より間違いのない転職になることでしょう。


⑤ ネガティブなオーラをまとっている。

 物凄く抽象的な事なので信じられない方もいるでしょう。しかし、実はこれが『失敗』してしまう要因の一つなんです。想像してみて下さい。あなたが新しい職場に入職した時『ネガティブそうな人』と『ポジティブそうな人』がいるとしたら、どちらの人に話しかけますか?おそらく多くの方が『ポジティブそうな人』を選ぶと思います。

でも、そんなこと初めて会った面接で分かるの?と思いますよね。人事の方は、多くの方を面接しています。人を見定めるプロですから、ほぼ間違いなくネガティブなオーラは見抜かれています。そしてネガティブなオーラをまとっていると、提示される年収が相場よりも低くなる事があります。

どの会社の人事の方も『会社に推進力を与えてくれるような人物』を採用したいと考えています。ネガティブなオーラをまとっている人が、そのような人物になり得るとは考えにくいでしょう。

 とはいうものの、現状の会社に不満があり転職をされる方も多いでしょう。転職の理由自体がネガティブな為、ネガティブ思考になりがちです。多くの転職支援会社のHPに書かれている事ですが面接時に退職理由を前向きな理由に変えるのは、少しでもネガティブな要素を見せない為でもあります。ちなみに私は、面接同行の時に『笑顔を忘れず、大きな声で、元気よく挨拶をして下さい』とお願いしております。これが出来れば第一印象でネガティブな印象を受ける事は無くなります。そして、大きな声と元気はネガティブ思考を自分自身から吹き飛ばしてくれると私は信じています。


 上記の項目に一つでも当てはまった経験がある方は、たまたま失敗しなかっただけかもしれません。転職活動に失敗するという事は、転職回数が増えるという事です。今後の転職活動が不利になってしまいます。まして1年以内に辞めてしまうとなると、あなたの最大のウィークポイントになってしまいます。今、このサイトを目にされている方は転職を考えている方が多いと思います。転職を成功させる為にも、コンサルタントを上手く活用し、転職に失敗しないようにして頂ければと願っております。

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