薬剤師の転職・求人支援サイト

薬剤師転職navi空白画像今すぐ30秒で完了!無料で登録する
空白画像
薬剤師は、在宅医療に注力すべきか?:薬剤師転職navi


在宅医療の将来性はどうなのか?
在宅医療はいわゆる地域医療の究極系とも思えるものです。これから先の時代、在宅医療は薬剤師にとってどのような存在になるのか考えた事はあるでしょうか?

現在、在宅医療をやっておられるという薬剤師さんは、在宅医療に注力していくべきなのか。また、在宅医療に携わっていないという薬剤師さんは、在宅医療について勉強をしておいた方が良いのか。在宅医療と薬剤師の関係性について、今回は考えてみようと思います。



在宅医療の重要性はどこまで高まるのか?
少子高齢化社会の真っ只中にある日本にとって、近い将来在宅医療のニーズは今まで以上に増えてくることは間違いありません。また医療自体も、病院で完結する病院完結型の医療から、住み慣れた場所や自宅で生活しながら治療できる地域医療型にシフトしてきています。厚生労働省もまた在宅医療に関する診療報酬を高く設定していることから、地域医療がどれだけ重要視されているのかという事もお分かりいただけるのではないでしょうか。

在宅医療の診療報酬はニーズやその負担の大きさから、さらに高くなっていく事も考えられます。在宅医療を行っていない薬局はそれだけで利益を上げるチャンスを失っているとも言える時代になってくるかもしれません。そうやって差が顕著に出てくると現在在宅医療を行っていない調剤薬局も、在宅医療を行わなければいけない場面も出てくるでしょうし、ほとんどの調剤薬局が在宅医療を開始する日も近いかも知れません。



在宅医療の知識、どれだけ持っていますか?
そういった時に、在宅医療に関して無知だったら?
在宅医療が始まると、慌ててしまうこともあるのではないでしょうか。
準備が万端でないと、在宅に関する事はおろか、通常業務にも影響を及ぼしてしまうかも知れません。

「あの薬局は在宅もやっていて大変そうね。でも、うちは在宅やってないし関係ないや。」

こんな風に近視眼的な解釈で、在宅医療のことを「対岸の火事」で終わらせないでください。そうならない為にも、今のうちから在宅医療について勉強は始めておくべきでしょう。もし薬局がチェーン経営ならば、他の店舗で在宅をやっていないでしょうか?もし在宅をやっているようなら、その店舗に在宅の様子を見学させてもらったり、会社内で在宅勉強会を開いてもらったりなどやっておくべきでしょう。そういった経験や知識を共有する事で、来るべき時に対応できるようにしておくのは賢明な判断だと思われます。

会社のどの薬局も在宅を行っていない場合は?
その場合は、地域の勉強会を利用しましょう。在宅勉強会が開かれている事もありますし、今後の事を考えるとその機会は今まで以上に多くなってくるのではないでしょうか。また、在宅の勉強に熱心な薬剤師さんは、近隣の薬局に在宅をやっている所があれば、お願いして同行させてもらう事もあるようです。在宅医療は地域医療、こういった薬局-薬局間のネットワークが出来てこそ地域医療も活性化していくのではとも考えられます。



しかし、薬剤師は単なる薬の配達員ではありません。
在宅に関して何の勉強もしないまま、いざ在宅医療を開始しても、薬剤師が単に薬を患者さん宅まで届けるだけでは意味がありません。それだと宅急便のような配達員がやっても同じ事です。訪問薬剤指導の点数は高いので、自己負担がある患者さんはそれなりの負担を強いられます。
しかし、薬を渡すだけで何もしない手抜きをしていたとしたら…?訪問服薬指導なんていらないと思われるのがオチでしょう。患者さんから見れば、薬剤師は在宅医療についても出来て当然と思っていますので、始めたばかりで何をするべきかよく分かっていなかったというのは通用しないのです。実際に手抜きをしている薬局もあるようですが、多くの薬局が在宅に乗り出してきたのならば、こういった薬局は他の薬局に患者さんを奪われてしまう事も起こりえます。



在宅勉強の環境がなければ、自分から見つけにいくべき
会社でも在宅やってないし、別薬局にお願いするのも気がひけるのならば在宅をやっている薬局に転職してしまうというのも一つの手です。

在宅医療でしか出来ない薬剤師の役割というのもありますし、医師と薬剤師、看護師との密な連携が取れるのも在宅医療ならでは魅力でしょう。より患者さんと近い位置での薬剤師に、やりがいもより感じられるのではないでしょうか。

しかし、自分でそういった薬局を探すとなると大変なものです。
在宅医療を行っている薬局があったから、そこに転職してみたら…上記のような配達員薬剤師だったなんて場合も十分に起こりえます。これでは勉強の為に入ったのに、何の意味もありませんよね。入社してしまった以上はすぐに辞めるというのもなかなか出来ません…。

そういった場合は転職コンサルタントを上手く利用してください。在宅医療を熱心に活動し、地域の為に頑張っている薬局さんを紹介してもらうこともできます。転職はしたくないが、勉強の為に出費があっても構わないというのでしたら、有料で研修を行っている組織(http://www.ph-ayumi.org)もあります。薬剤師認定制度認証機構より、研修プロバイダーの認定を受けているので確かなところです。一定の研修が済めば認定薬剤師の認定証がもらえるようですよ。

あなたが、人生の分岐点にいるなら・・・
業界知識として、このコラムをお役に立つかもしれません。
調剤報酬改定で、総合病院の門前薬局が危ない?
薬剤師の将来性をどう考えるべきか?






転職マニュアル ライフプラン

転職マニュアル 給与について

転職マニュアル 職場について

転職マニュアル 就職・転職・独立

転職マニュアル 退職について

転職マニュアル 業種について

転職マニュアル 業界について

転職マニュアル 働き方について

転職マニュアル 薬学生について



GO TOP↑↑

ホーム採用ご担当者様へ会社概要
利用規約プライバシーポリシーサイトマップ

Copyright © apto co.,ltd. All Rights Reserved.
PC版を見る